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第六章 スロット天井ゾーン狙い

第六章では立ち回りの幅を拡げるために、スロットを打ちます。

中には「私にできるかな」とドキドキする方もいるかもですが(笑)

動き方の基礎基本は、パチンコの遊タイム狙いと同じです。

あまり考えすぎず、失敗を恐れず、気軽な気持ちで実践してくださいね。

それでははりきっていきましょう!

天井狙い

パチンコの遊タイムと同じく、スロットにも天井機能搭載機種があります。

そして、スロットで期待値を積み重ねるためのベーシックな戦法が「天井狙い」です。

天井狙い簡単3ステップ

スロット天井狙いのやりかたはとってもシンプル。

  1. ハマってる天井搭載機種を探す
  2. 期待値が一定以上なら確保する
  3. 当たるまで打つ

これだけです。簡単ですよね?

そして気付いたかもしれませんが、パチンコの遊タイム狙いとやってることはほぼ変わりません。

パチンコの遊タイム狙いを習得したあなたなら、きっと同じ感覚で実践できますよ!

①天井ハマリ台を探す

まずホール内を歩いて、データカウンターを見ます。そしてなるべくハマっている台を探しましょう。

さっそく「アナザーゴッドハーデス解き放たれし槍撃ver」という台の828回転ハマっている台をゲットしました。

さて、各機種の天井ゲーム数を調べるには

「機種名(一部でも可) 天井」

とグーグル検索してください。今回は「ハーデス 槍撃 天井」で調べました。

すると上記のようなブログがヒットし、AT天井ゲーム数が1400Gであることがわかりました。

ちなみにCZとはチャンスゾーンの略です。スロットのCZはあくまで「当たるチャンス」どまりとなり、大当たりに当選しないことも多々あります。

つまり今回拾った台は、天井まで残580Gほどになります。

ちなみにスロットも、パチンコと同じく天井非搭載機種が存在します。

例えば上記機種は「アイムジャグラー」という機種です。

今回、仮にアイムジャグラーの1300ハマリが空き台だとします。

その場合も同様に「アイムジャグラー 天井」と検索してください。

すると「アイムジャグラーには天井はない」と言及するブログが多数ヒットするはずです。

ジャグラーシリーズはノーマルAタイプと呼ばれる完全確率抽選機なので、天井は搭載されていません。

ここでは詳しい説明はしませんが、「ノーマルAタイプ」という文字が台や店内POP、検索などで出てきたら、その機種は天井がないものと判断してください。

ステップ②期待値を調べる

さて次にハーデス828ハマリの期待値を調べます。

その場合、

「ハーデス槍撃 天井期待値」

とグーグル検索しましょう。

するとこのような期待値表が出てきました。このサイトだと800ハマリで期待値6140円とされています。

他サイトの期待値表も一応確認してみましょう。

すると各サイトに多少バラつきはあれど、最低でも5000円以上の期待値はありそうという結果になりました。

なので今回はハーデス828ハマリを打つことにします。

③当たるまで打つ

期待値があると判断したら、あとはパチンコの遊タイム狙いと同じように、当たるまで打つだけです。

今回は960ゲームほどで大当たりし、約2500枚出ました。

さて大当たりが終わったら、次にやめどきを調べましょう。

ハーデス 槍撃 やめどき

とグーグル検索すればオッケー。

すると大体どのブログにも、「ヘルグレイブ」というゾーンは打つべき、と書いてあることを確認。

よって「ヘルグレイブステージ」から通常画面に転落するまで打ち、即やめ終了としました。

以上がスロットで天井狙いをする際の一連の流れです。

スロット天井狙いの注意点

パチンコの遊タイム狙いと、スロットの天井狙いにはひとつ大きな違いがあります。

それは「検索で出てくる天井期待値にバラつきがある」ということです。

例えばさきほどのハーデスでいうと、上記Aブログは800ハマリ~を打つと+6140円と出てきます。

しかしBブログでは+5422円になっていたりするわけです。

一体なぜこのような違いが出るのでしょうか?

そこでBブログの期待値算出条件をみると

・導入前の解析値のみで計算

・天井AT優遇は非考慮

と書いてあることを確認。

で、結論からいうと、この算出条件は信頼度がかなり落ちます。

僕は昔パチスロブログを運営していたのでわかるんですが、このブロガーは上記メーカー公表のスペックから逆算して、期待値を求めていると判断できるからです。

またハーデス槍撃は、天井到達恩恵が非常に強い機種です。しかし上記ブログの計算条件は、天井恩恵非考慮と明記してあります。単刀直入にいってこれもマイナスポイント。

信頼できる天井期待値の算出条件

と書くと「じゃあどの数値を信じればいいんだよ!」とあなたは思うかもしれません。

ですので僕が答えをいいます。

結論、WEBデータを大量集計して期待値を出している情報発信者の表を参考にしましょう。

彼らはWEBスクレイピングという技術を使ってデータを大量収集し、それをもとに分析して期待値を導き出しています。

Webスクレイピングとは、Webサイトから特定の情報を自動的に抽出するコンピュータソフトウェア技術のことです。Webスクレイピングを使えば、インターネット上に存在するWebサイトやデータベースを探り、大量のデータの中から特定のデータのみを抽出させることができます。

スクレイピング(Scraping)の由来は、「Scrape(こする・かき出す)」から来ています。Webスクレイピングは、Webデータ抽出、スクリーンスクレイピング、Webデータ収集とも呼ばれることもありますが基本的に同義です。

Webサイト上のデータを移す際は、手作業でコピー&ペーストを行う方も多いでしょう。しかし、Webスクレイピングの活用によって、面倒な手作業を自動化できるため、作業時間の短縮や転記ミス防止が可能です。 抽出したデータはExcelやCSVファイルなどにエクスポートできるため、データを活用した分析が行えるようになります。

引用:Webスクレイピングとは?基本や仕組み、活用事例まで解説 | Octoparse

 

彼らは大人の事情により「WEBデータから情報集計している」と明言しませんが、確実にやっています(笑)

そして2023年現在、一番信用できるのは、WEBスクレイピングを元に期待値表を出している情報発信者です。

なぜか。

今のスロットはゲーム性が複雑すぎるので、手計算での期待値算出がかなり難しくなっているからです。

ここがパチンコの期待値計算と大きく異なる部分です

そこで、WEB上に落ちているデータを力技で大量集計して期待値を求めるという手法が、個人出身のパチスロ系情報発信者を中心に開発され、それがここ数年で急速に発達したんですね。

そして2023年現在、パチスロのヒットアンドアウェイ戦術で稼いでいるプレイヤーは、大量データ集計の期待値表をもとに立ち回り、利益を上げています。

僕自身もそのひとりですし、僕の知り合いのスロプロもみんな大量データ集計系の情報発信者は必ずチェックしています。

と、ここまで書きましたが、きっとこれを読んでいるあなたは「どの発信者がWEB上データの大量集計をしているか」を判断できないと思うんですね。

ですので、僕が情報の取捨選択をして、各機種の天井狙いの

  • 推奨打ちはじめゲーム数
  • やめどき

を、ディスコードの機種チャンネルにまとめています。

まずは、この情報を確認したうえで、推奨打ち始めゲーム数以上の台が落ちていたら、天井狙いを実践しましょう。

実践するにあたって不明点があれば、遠慮なく質問してくださいね。

ゾーン狙い

次にスロットの「ゾーン狙い」と呼ばれる戦法について解説します。

こちらはパチンコの遊タイム狙いと比較して、やるべきことが少し異なるので注意!

引用/https://note.com/district9/n/nce8f0267afb9

例えば上の表は

サラリーマン鏡という台の当たりやすいゾーンについて示したものです。

255付近のゾーン全体で、通常Aモード時の33.5%で当選するよ!と上のブロガーさんは計算で導き出しています。

200ゾーンに辿り着くまでの当たりを考慮すると、43.5%でこのゾーンを打てば当たる計算ですね(通常B滞在時は非考慮)

つまりどういうこと?

と頭にハテナマークが出ていると思いますが(笑)

すごーくかみ砕いて説明すると

こういう台って、180Gくらいで落ちてる台を拾って、250ゲーム付近まで打てば勝てるんじゃね?

という発想の戦法がゾーン狙いです。

サラリーマン鏡ゾーン狙い

ちなみにこの台、255付近ゾーンで当たった場合は、基本的に即やめします(基本的じゃない場合のやめどきは上記引用リンクを参照)。

そしてもし255付近で当たらなかったら、そのままそこでやめです(離脱する)

このように、遊タイム狙いやスロット天井狙いと違って、ゾーン狙いは当たるまで打つわけではないということに注意してください。

ポイント系ゾーン狙い

また最近のスロットAT機はゲーム性が複雑です。中にはスロットの液晶についている情報を読み取ることで美味しいゾーンをゲットできることもあります。

例えば上画像は「黄門ちゃま喝2」という台の赤印籠箱ポイントです。

メダルを入れなくても、遊技台のボタンをポチポチ押せば、たいていコレ系の画面は表示されます

 この台の赤印籠箱ポイントは、310ポイント溜まると当たり抽選が行われ、220ポイントから打ち始めれば期待値プラスになります。

つまり、空き台になっている黄門ちゃまをひたすらポチポチして、赤ポイントが220以上の台を探せば、打てる台がみつかるかも!?ってことですね。

このように、ゲーム数以外の液晶表示でも打てるゾーンが発生することに注意しましょう!

設定変更(リセット)狙い

基礎知識編でもお伝えした通り、スロットには出玉率を調整する為の「設定」と呼ばれる機能があります。

閉店後に店員さんが台を開け、設定キーというカギを台に差し、1~6段階までの設定を選ぶことで出玉率を決めます。

設定1が出ない台で、設定6が一番出る台です

ただ最近のAT機は、仮に設定1に変更された台でも朝一だけ「リセット恩恵」が発動する台が多く存在するんですね。

その「リセット恩恵」を狙って美味しいところを刈り取る戦法をリセット狙いと呼びます。

基本的にスロットのリセット恩恵は

  • 大当たりが1回来るまで、天井ゲーム数が短縮される
  • 朝の特定ゲーム数が当たりやすくなる

上記2パターンが主流。

いずれも「朝の時間帯」に稼働できるプレイヤーにとって優位に働く仕様です。

ただしお客さんが極端に少ない過疎店で全台リセット店を見つけると、夕方以降でもリセット恩恵狙いができるケースもあります。

 パチンコ店のリセットパターン

さてそんなイイコトが盛りだくさんの設定変更ですが、リセットを巡るお店の考え方は千差万別です。

  • 朝に来るお客さんを増やしたいので、全台リセットで営業する
  • リセット恩恵が強すぎる機種はリセットしないが、それ以外は全台リセット
  • 今後も長期稼働が見込める機種のみ全台リセットする
  • 面倒くさいから極力リセットはしない

以上のような考え方です。

リセットの見抜き方

プレイヤーが店の設定変更を見抜く手段は色々とあります。

朝一の有利区間ランプをチェック

この判別法は、6.5号機とよばれる最新機種では使えません(そもそもこのランプが搭載されていない)

有利区間の表示がプレイヤーに義務つけられている「旧基準機」のみ、この判別法を使えます。

スロットの時代ごとの規制推移一覧はこちらが見やすいです。2021年11月以降の台から有利区間ランプの点灯/消灯が任意となっており、現状敢えてこのランプを点灯させるメーカーはまだ現れていません。

引用/https://slogati.com/chibariyo30/

結論からいうと、設定変更後は有利区間ランプが消灯するので、朝一0ゲームの台のランプをチェックすることで、設定変更の有無をほぼ100%見抜けます。

例えば上記の台は、水色の部分のドットが消えていればリセット確定です。

ちなみに有利区間ランプの有無や場所を調べたい場合は「機種名 有利区間ランプ」でグーグル検索するとわかります。

初心者の内はその都度検索する癖をつけてくださいね!

データでチェック

詳しくは補足動画コンテンツでお話しするのですが、結論、WEBデータを精査することで、その店のリセット傾向は大体わかります。

例えばスマスロ北斗の場合、

リセット後は天井ゲーム数が832ゲームに短縮されるので、朝一発目のボーナスが832ゲーム以降なら据え置き確定

といった具合です。

僕の場合、一週間分の店舗データを眺めれば、大体店のリセット傾向は見えてきます。

僕のサポートを受けている方は、あなたの店舗名を教えてくだされば、リセット傾向を読み取るお手伝いをしていますので、お気軽にお申しつけくださいね。

リセット天井短縮狙い

最近のリセット恩恵のトレンドとして、朝1回目の大当たりは天井ゲーム数が下がる(短縮される)というものがあります。

例えばこちらの台

スマスロ北斗の拳は、

  • 通常の天井ゲーム数は1300G
  • リセット後の天井ゲーム数は832G

となり、約500ゲームの天井短縮が働きます。

この天井短縮機能を狙って、通常よりも早めのゲーム数から天井狙いをするのが

リセット天井狙い

の主な考え方です。

リセットゾーン狙い

リセット恩恵のもうひとつのパターンが「朝一変更後はすぐに当たりやすくなる」というもの。

代表的な機種を以下にあげます。

  • チバリヨ
  • もっとチバリヨ
  • 麻雀物語4
  • 絶対衝撃
  • ブラックラグーン
  • 東京レイブンズ
  • 幼女戦記
  • ハーデス槍撃
  • 沖ドキGOLD

このタイプのリセット恩恵は、朝一に数ゲームから数百ゲームをカニ歩くことで通常よりも少ない投資で当たりをゲットする確率が高まります。

詳しいやめどきの条件は各機種によって異なりますので、詳しくはディスコードコミュニティにて質問をお願いします。

データの記録と保存

大前提として、スロットのデータ取りはとてもシンプルです。

パチンコのように回転率を計測する必要はありません。

パチンコで回転率を計測する理由は、それが天井狙いの期待値に大きく関わる要素だからです。スロットの場合、回転率はほぼ全設定共通なので、計測する意味も理由もありません。

手動データの記録

ですので極論、

  • その日どんな台打ったか
  • 入店時の貯メダル数
  • 退店時の貯メダル数
  • 使った現金の総額
  • 稼働時間

だけメモしておけば大丈夫です。

例えば上記画像は、僕のスロットのデータ記録です。

パチンコのように各台の回転率も記録していませんし、なんなら機種ごとのプラスマイナスすら把握していません。

収支は、その日のスロット全台合算で把握していればいい、というスタンスです。

スロットは、持ちメダル移動をして、手早く何台も台を捌く必要があるからです。機種ごとの収支を記録しようとすると、その度にメダルを一旦流す必要があり、時間効率が落ちます。

どうしても機種別に収支を記録したい人は、機種跨ぎで台移動をする際に一旦会員カードにメダルを流しましょう。

スマホ連携データの記録

また最近のスロットの機種の一部には、スマホアプリと連携することで、遊技データの詳細を記録できるサービスも存在します。

  • ユニメモ(ユニバーサル系)
  • マイスロ(サミー系)

などが一般的です。

例えば上記画像は、沖ドキDUOという機種における僕の総実践データです。

これは中級者以上向けの話になりますが、スロット仲間と情報交換する際に、自分の実践データを提供できると感謝されます。

複雑な狙い目の台を打つときは、検証がてらスマホ連携データを取得するのも良いでしょう。

ただし時間効率とトレードオフになるので、情報より目先の金を重視する場合は、スマホ連携データの取得はしなくてもオッケーです。そこは各自の判断で問題ありません。

とりあえずここでは「スロットにはスマホ連携でデータを記録する機能がある」ということだけ頭の片隅に入れておいてください。

まとめ

スロットヒットアンドアウェイ戦術についての解説でした。

スロットは機種ごとに打ち始めややめ時が違うので、知識がある程度要求される戦法になります。

が、逆に言えば、知識をみにつけるだけで他のプレイヤーと差をつけられるゲームでもあります。

パチンコのみならずスロットも組み合わせることで、稼働時給3000円も十分に狙えるので、是非スロットにもチャレンジしてみてくださいね!